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阪神港 「西日本のハブ港目指し」 橋下徹大阪府知事ら出席 (1/2)
 阪神港国際コンテナ戦略港湾促進協議会の初会合が2月2日、大阪・南港のWTCで開催された。
 
 本協議会は国交省が今年の6月に国際海運のハブとして稼働出来える港1〜2カ所を国際コンテナ戦略港湾として選定する動きを見せている中で、現在、スーパー中枢港に指定されている阪神港(大阪港・神戸港)のインフラ整備促進などの問題を討議し、国際コンテナ戦略会議に選定されることを目指し設立されたもの。代表に矢田立郎神戸市長が選ばれた。大阪府、兵庫県、大阪市と関西経済連合会や大阪・神戸商工会議所などの関係者が集まった。
 
 当日、行われた協議会の中で大阪府の橋下徹知事は「阪神港がどういう方向を目指すのか。方向性がはっきりとしない。上海・釜山・シンガポールなどが国際的な重要物流拠点となっている中で、阪神港はこれらの都市と競争するのか、あるいは現在、流れている一般船舶は任せ阪神港は国内、西日本を中心とした港湾とするのか。どういった港湾を目指すのか。施設などインフラ整備のやり方も変わってくる」と見解を述べ、矢田委員長は「外国の港と競争関係を目指す」と意見。今後、開かれる協議会で阪神港の戦略や機能の問題を検討する。

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