自動車ニュース
人権啓発研修会を開催
「誰でも加害者になりえる」池田部長

兵庫運輸業界人権問題推進連絡会(会長=池田博美・兵庫陸運部長)は12月10日、兵庫県自動車整備会館で人権啓発研修会を開催した。

主催団体を代表して兵庫県バス協会の水田節男・専務理事より「障害者に対する問題、女性に対する問題、同和問題、最近では職場や学校での問題があります。人権問題の理解を深めるには、一人ひとりの人権を個人として尊重する不変的な視点、人権課題を現実問題にし、身近な課題として取り組んでいく、この両面からの解決が大切です」と開会のあいさつをした。

続けて、池田部長は「身近なところでは、新型コロナウイルス感染症に対する、エッセンシャルワーカーや、家族を含めた感染者に対する心無い言動、根拠のない情報による差別や偏見がある。多くは日常生活の中で無意識になされる言動、逆に意識しなければ誰でも加害者になりえることです。この研修会への参加により、お互いを思いやるきっかけになってくれればとおもいます」とお互いが尊重し合えるきっかけの場になることを期待した。

講演は、講師に公益財団法人 兵庫県人権啓発協会の助野慎一郎氏を迎え開かれた。演題は「さまざまな人権課題について〜部落差別(同和問題)を中心に〜」と題して行われ、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)では、集団同調性バイアスといった同調圧力が強まり、周囲に合わせることや、また、ステレオタイプといった「ブラジル人はみな陽気だ」など、ある集団に所属するものには、特定の特徴があると判断するなど、日常で起こるバイアスの危険性などについて説明があった。