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兵庫県、神戸市 コロナ補助金給付
協会移転先、3月理事会で決定

兵庫県タクシー協会(吉川紀興会長)は、2月21日に開いた理事会で、総務委員会が実施した協会移転先候補地の内覧会や資料をもとに協議した。来る3月24日に開く理事会で決めるとしており、3月22日の総務委員会で最終案をまとめるもよう。候補先は神戸市内の兵庫区内(神鉄ビル)、中央区(one knot trades神戸ビル)、東灘区(東神戸センタービル)などである。

また、理事会で兵庫県と神戸市に要請していた、新型コロナ感染防止対策への補助金は、補助が決まって、会員事業者に給付した。
内容は、兵庫県については256社2,945両(上限35両)までを対象に2千111万8千円、神戸市については147社1,835両に1千284万5千円となっている。いずれも個人タクを含む。

兵タ協では、総務委員会でも「コロナ対策による助成や補助によって業界は一定の状況にあるものの、これからの業界状況はきわめて厳しい。次期運賃改定の準備を進める必要がある」との意見もでた。会員業者へのアンケートなども検討していくことになっている。