自動車ニュース
第20回 定例理事会
「創意工夫を凝らし交通安全につくす」塚本会長

兵庫県交通安全協会(塚本哲夫会長)は3月25日楠公会館で、第20回定例理事会を開き、令和4年度事業計画、同収支予算案を審議、原案通り承認した。

塚本会長は冒頭「前会長の瀧川会長は20年の長きに渡って会長を務められました。瀧川前会長をはじめ、みなさまがたが築いてこられた兵庫県交通安全協会輝かしい業績あるいは伝統を引き継ぎ、国民的課題であります交通安全のために力をつくしてまいります」と新会長としての意気込みを語った。続けて「昨年の交通事故は事故件数、負傷者数は減少しておりますものの、死者数は増加しています。また亡くなられた方の6割を高齢者が占めており、いまだに飲酒運転による事故が発生するなど予断を許さない状況です。当協会といたしましても県民一人ひとりが交通ルールを守り、兵庫県における交通マナーが向上しますように関係機関・団体と連携して、県民に強く印象の残る、創意工夫を凝らした交通安全活動を推進し、悲惨な交通事故を一件でも減らす努力を重ねる所存です」と挨拶とした。

令和4年度事業計画は昨年度に続き、1.存在感のある協会の構築、2.中長期的な視野に立って堅実な財政基盤の確立と収益事業の更なる展開、3.単位交通安全協会の財政・活動基盤である入会者拡大のため、更新センター内協会窓口の充実と代行事業の効果的な推進を3本柱とする11項目の施策とした。

令和4年度収支予算案では、合計10億6,445万2千円の内、587,340千円が公安委員会・警察本部受託事業であり、全体の55.18%を占める。具体的な受託事業は、更新時講習受託会計、処分者乃違反者講習会計、免許事務受託会計、パーチケ設備受託会計、道路使用調査受託会計の5項目。

なお、次回の理事会は、6月9日を予定している。