自動車ニュース
第10回定時総会
専務理事に植波氏選任

兵庫県自家用自動車協会(木下紘一会長)は6月15日舞子ビラ神戸で、第10回定時総会を開き、令和3年事業報告、同決算を原案どおり承認、続いて役員の一部補充を行い新専務理事に植波博文氏(前小野警察署長)を、新理事に船越哲彦氏(阪神地区、宝塚協会)、藤本隆水氏(東播地区、明石協会)の3氏を補充選任した。

木下会長は開会挨拶で「コロナ禍で本日は、3年振りの対面総会となり、皆様の元気なお顔を拝見できて大変嬉しく思います。さて令和3年度の事業収益は自動車の新車販売台数が約266万台に留まり、当協会の主たる事業である現地調査関係の収益は低水準で推移しました。更に神戸市から委託を受けて実施している原付の標識交付業務が電子申請システムの導入により契約終了となりました。本年3月受託が決まった現地調査業務は、委託費が僅かに11円アップして、これを皆様の負担金増額や警察署の統廃合に伴う関係地区協会に充当することとしました。県下の交通情勢は令和4年3月末では人身事故件数、死者数、傷者数も前年を下回っておりますが、横断歩行者妨害による死者7人と、前年比3人増、時間別では20時から22時台の死亡事故が多発しており、県警では夕暮から夜間にかけてのハイビームの活用に努めるよう注意喚起しているところです。重点を絞った諸対策を地区協会の皆様と推進していく必要があると考えます」と述べた。

来賓の祝辞は、山名生也・兵庫陸運部長、野上和志・兵庫県警交通部交通企画課長からあった。

なお、役員は次のとおり(敬称略)
▽会長=木下紘一(洲本協会)、▽副会長=吉野光治(須磨協会)、大山重勝(加古川協会)、理事=藤岡義己(神戸中央協会)、宮浦栄太郎(長田協会)、船越哲彦(宝塚協会)、松田菊次(三田協会)、藤本隆水(明石協会)、篠原正泰(飾磨協会)、出雲聖士(宍粟協会)、衣川義弘(朝来市協会)、黒河内豊(員外、兵庫県安全協会)、▽専務理事=植波博文、▽常務理事=阿部雅行、▽監事=押部健雄(神戸西協会)、近藤撃(税理士)