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佐野透・近運局次長 窓口行政現場を巡視 兵庫標板製作所も見学
佐野透・近畿運輸局次長は9月15日、窓口行政の現場である神戸運輸監理部兵庫陸運部と姫路自動車検査登録事務所の2カ所を巡視。当日予定していた兵庫標板製作所(谷岡裕子代表取締役)も訪れ、ナンバープレートの製造工程を見学した。

本社事務所にて、ビデオによる概略説明の後、第二工場ではアルミコイルからナンバープレートのサイズに打ち抜く工程を視察、第一工場ではエンボス加工や塗装、焼き付けの工程などを、専務取締役の東淳平氏から説明を受けながら見学した。

製造工程をひととおり視察した佐野次長は「標板製作の効率的な工程、高い品質管理、新技術へのチャレンジ等々について具体的に見聞きすることができ、標板製作を通じて自動車の安全や地域貢献等の自動車社会を支える取り組みとして貢献していることは素晴らしいと感じました」と品質の高さと自動車社会への貢献を評価した。

また、国土交通省より、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の開催を記念した特別仕様ナンバープレートの交付を10月24日から開始すると発表した。事前申込みの受付は、9月26日から開始しており、大阪・関西万博の開催機運の醸成を図ることを目的に、約3年間の期間限定で、全国の希望者へ交付予定だ。

なお、兵庫標板製作所への見学には、佐野透・近畿運輸局交通政策部次長、山名生也・兵庫陸運部長、田辺剛敏・近畿運輸局自動車技術安全部次長、上畑光生・近畿陸運協会専務理事が随伴した。