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トラック・バス協会等への交付金予算案は約7割削減に 大阪府 (2/2)
 22年度予算案の総額は3億3千95万円となり22年度要求額の9億210万5千円から約7割の削減となった。22年度の要求額は、大ト協で8億4千280万7千円、大バス協で5千6万8千円、大阪市で732万4千円、高槻市で190万6千円。

 大ト協への予算案額の主な内訳は安全運行パトロールなどの安全対策に1億4千340万4千円、低公害車導入助成など環境対策に1億8千409万円で、大バス協では安全運転研修の実施など安全対策に333万6千円、エコドライブ研修など環境対策に12万円。

 この予算案は2月23日から開かれる府議会で3月24日まで審議される。予算の復活のチャンスは知事復活のみ。先日の交付金をめぐる意見交換会でも橋下知事は強硬な姿勢を示しているだけに復活の見通しは非常に厳しい。府議連や政権与党などへの政治的な働きかけが益々必要になってくる。