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知恵を出し合い困難を切り抜く 兵ト協 兵庫支部
 兵庫県トラック協会兵庫支部(中川道明支部長)は1月15日、神戸飯店で賀詞交歓会を開催した。来賓には、初めて東神戸支部から堀秀夫支部長が出席し、その他井上高利・交通共済専務理事や太田啓三・兵ト協専務理事らも駆け付けた。
 
 中川支部長は「30〜50代の一番働き盛りの方々が職を失うということは、どういう国になっていくのか心配しています」、大河ドラマ「天地人」の直江謙続の半生にふれ「国替えで石高が4分の1になっても家来たちを解雇しなかった。武士たちの刀を置き荒地の開拓に取り組んだと聞く」、「まだまだ厳しい状況が続き、いい材料はないと思っていますが知恵を出して頭を使って困難を切り向けて行きましょう」とあいさつした。
 
 太田専務理事はあいさつのなかで低公害車の購入補助について「昨年の一次補正の130億が全て執行され12月で受付を終了するとなっていたが、ただそれを継続することが閣議決定されており、この通常国会で予算が成立すれば9月末までに305億の予算が確保される見通しになっています」と報告した。

 堀支部長は「じっと景気回復と待つのではなく、この変革の時代に我々は飛び込んで行かねばならない。時代のニーズに対応した業務をしなければならない」とあいさつした。
 
 山口副支部長で「流通は単価が下がり物量が減る。今年も一層厳しい。支部、会社の枠を超えてトラック協会全体として(定税率廃止について)国に陳情しなければならないと痛感しています。共に協力していきましょう」と乾杯発声した。