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坂本大タ協会長 辞意漏らすも撤回 続投決まる 
 大タ協の坂本克己会長は3月4日、大阪市のシェラトン都ホテル大阪で緊急の記者会見を開いた。坂本氏が引き続き3月末の通常総会(任期満了)まで現体制で臨む方針を固めた。記者会見の席上、関副会長は「大阪のタクシー業界は一番、大事な時期に来ている。坂本会長が会長をやめるということに、全員が反対意見を述べ、慰留に務め、坂本会長は辞意を撤回したと述べた。

 坂本会長は記者会見の前に行われた緊急五役会で会長職を3月末で辞任することを表明。五役会の中で藤原悟朗副会長らが慰留に努め、最終的に坂本会長がこのまま、会長職を務めることになった。

 坂本会長は会見の中で、「今月の3月末でやめると言っていた。今(記者会見)もやめると言っている。(続投が決まって)ピエロみたい、マンガみたいな話になってもうた」と話し「前日に薬師寺最高顧問に電話をかけ、トラック協会との兼務について理屈に合わないと言われた」と辞意を固めた経緯も説明した。