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和やかな空気の中で意見交わす 兵整振 西播北支部役員会  (2/2)
 未認証行為に関しては、兵整振の西山康嗣教育企画部部長が伊丹市で発生した死亡ひき逃げ事故、姫路市で少女が死亡した事故などを例に挙げ説明。そのうえで「8日も姫路で3件の業者が摘発された。死亡事故や暴走族、ローリング族と未認証行為(不正改造、分解整備など)が関係した事件、事故の場合は警察も捜査、摘発する可能性がある。以前に暴走族の車両を整備した疑いで逮捕された板金業者は新規認証を取りたいと兵整振にやって来ている」と話し、岸本支部長は「未認証の工場を発見した場合は責任者と話し合い正式な形で営業ができるよう進めていきたい」と協力を呼びかけた。

 この他、西山部長から重量税の暫定税率が法案成立した場合、税率が引き下げられる予定(改正時期・内容は国会で決定)であることが連絡事項として伝えられ、注意点として、利用者にははっきりとしたことは言わずに重量税の値下げが確実になってから説明することがトラブルを起こさない秘訣とアドバイスを行った。