自動車ニュース
大阪オートバイ事業協同組合 総会開く (2/2)
吉田理事長はあいさつで「国交省の後援で行っている定期点検の推進を原付までしっかり行って、顧客の囲い込みにもつなげていきたいと考えております。また、ナンバープレートの盗難防止のネジの取り付け、取り外しにご協力をお願いします」と述べた。さらに、二輪車の駐車場問題について、佐藤茂樹議員が予算員会第一分科会で中井国務大臣に答弁を求めたことなどが報告された。


平井・自動車技術安全部長は「エコカー減税導入により今年度の自動車販売台数は前年度より増えるとの報道ありましたが、2輪車においては2割強の減少であると厳しい状況であります。若者に対してオートバイの良さをしっかりアピールすることが、オートバイ産業をより元気にさせる源ではないかと感じています。安全・安心のオートバイライフを過ごしてもらう必要があると思います」と挨拶した。また、交通事故死者数ゼロの目標についても触れ、協力を求めた。


議案審議では、平成21年度の事業報告、決算報告並びに剰余金処分承認、会計監査報告。及び、平成22年度の事業計画案承認、収支予算案承認、賦課金決定、取引銀行並びに借入金の最高限度額決定を行った。


事業報告について流通委員会から、OMCオークション(成約率92.2%)、マフラーオークション(成約率84.2%)の報告があった。


続いて事業委員会から、用品・備品等の一括仕入による共同購買(前年比100.5%)、ETC車載器の共同購買(前年比178.8%)、定期点検整備促進キャンペーン(1,845件)、グッドライダー防犯登録票の取り扱い(前年比83.3%)、共同購買斡旋(98.5%)、中古車情報誌の販売金額(前年比77.4%)、OMCクレジット利用(前年比270.2%)、OMRCARDのレスキューカードの加入(前年比114.5%)、AJバイクよくばりあんしん倶楽部、OMCバイクショップ共済について。


また、決算について、資産合計は1億5千105万6千173円、負債合計が1億210万3千379円の報告があった。