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尼崎市 市営バス全運転士にサービス介助士2級取得義務付けへ
 尼崎市は障害のある利用者や、高齢者などにも安心して市営バスに乗車してもらうことを目的に全運転士にサービス介助士2級の資格を取得させることを決めた。同じような取り組みとして大阪市や名古屋市で、同資格を取得した運行管理職員を営業所に配置していたケースがあるが、運転士全員の取得を目指すのは公営バスでは尼崎市が初となる。今後、8年間かけ、全運転士に資格を取得させることを目指す。

 サービス介助士は、NPO法人「日本ケアフィットサービス協会」(東京都)が認定する資格。取得する為には高齢者や障害者への介助の仕方を学ぶことに加え、実技テストを受験する必要がある。同資格は鉄道など運輸業界での取得が進んでいるという。