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建て替え?補修? 本部研修会館問題など懸案事項が焦点に (2/2)
 意見交換の結果、移転、建て替え、補修問題などを話し合う総務委員会の下に研修会館建設検討委員会を設置することを決めた。なお、構成員は総務委員長と総務委員会の委員から数名を互選で選び2〜3名が参加。委員会として、今年度に結論を出すことを目指す。仮に建て替えが決まった場合、平成24年度中には建設に乗り出す予定。建設にかかる費用は国、全ト協からの補助は受けずにこれまで積み上げてきた近代化基金(5億円)から供出する方針。

 また、太田啓三専務理事は公益法人の問題について触れ、「3年後に当協会も公益認可か一般社団法人のどちらになるか決めなければならない」と述べたうえで、「全ト協によると、全般的に申請は少ないという。兵ト協としては様子を見ているところ」と理解を求めた。

 合わせて、太田理事は3日に民主党兵庫県連が行った第3回政策懇談会に出席したことを報告。兵ト協としては支持政党を限定せずに幅広く陳情し、意見交換を今後も行う考えだという。なお、民主県連所属の国会議員のうち、民主党トラック議連のメンバーに加わっているのは土肥隆一衆院議員(兵庫3区)、梶原康弘衆院議員(兵庫5部)、向山好一衆院議員(兵庫2区)の3名。今後も県連側と積極的に勉強会などを行う予定。