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評議員選任方法を説明 交通安全協会予算総会 (2/2)
冒頭、瀧川会長は開会に先立つ挨拶で、交通事故死者数が176名と昭和22年以降もっとも少なくなった要因に当協会や兵庫県警と関係団体の交通安全運動による県民の交通安全意識の高揚を上げた。一方で、65歳以上の交通死亡事故者数が76人と全体の43%を占めていることについて、自転車の正しい乗り方や通行方法、事故防止キャンペーンなどを行い「幼児から高齢者を対象として幅広い交通安全活動を行いたい」と述べた。


また、最近の取り組みについて、本年1月から写真パネル展示やビデオの放映、自転車シュミレーターによる疑似体験ができる交通安全コミュニティーギャラリー(同協会館内)を県民に開放し、交通安全運動の発信拠点として運年を始めていること。さらに、明石交通安全教育センター(明石更新センター西隣)にドライビングチェッカー等の検査機器を整備し、運転者に対する安全教育の環境充実を行っていることを報告した。また、協会の運営について、平成23年秋を目途に財務及び組織の整備を行い公益法人改革に伴う作業を進めていることを報告し「制度改革で規定されている評議員選定委員会を設立するにあたり、ご理解とご支援を宜しくお願い致します」と述べた。


予算総額は前年度比1億9千290万3千円減の12億7千546万7千円。