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大阪タクシー協会 大阪はもはや一地方都市 正副新会長就任会見 (2/2)
 会見の中で記者団が「金子誠治副会長の解釈通りに考えると薬師寺最高顧問は理事会に出席することもできないことになるが。きょう、行われた理事会での薬師寺顧問と金子副会長の激しいやり取りを見ていると、今後、薬師寺さんが辞任届を出すことも十分、考えられるがその対応策は」と質問。これに対して、関会長は「薬師寺さんも筋を通らないことばかり言っている訳ではない。これまでの理事会が前向きでなかったから」と答えた。

 記者団の「大阪は西日本の代表都市で、大阪のタクシー業界は西日本で最大の力を持っている」という意見に、金子副会長が「今や大阪は東京、神奈川、埼玉のその次になるほど地位が凋落した。労働条件にしても運賃もあるが、景気の影響を大きく受けている。地域性を考えると同時に選挙の結果、起ち上がった新たな執行部の体制をわれわれが協力して支えなければ」と述べた。また、藤原副会長は「例えば特定事業計画について、関協は全員が出そうと決意している聞いた。新体制を支えようと委任状を出した人までいるのだから、それぞれの協同組合が協力して取りまとめれば簡単だ」と自論を展開した。