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事故削減で安全の追求 バス事業者 管内から約20社受賞
 近畿運輸局は23日、一定期間無事故だったバス会社を表彰する平成22年春の旅客自動車運送事業運転無事故表彰式を行った。
 
 事業者間での交通安全意識の向上と、運転事故の防止を図ることを目的に、昭和29年に始まり、車両数に応じて、6ヶ月から5年を1期の期間終了後、候補者を選定し、近運局が受賞者を決定する。今期は20社が栄誉に輝いた。
 
 兵庫県内からは津名観光バス(株)、兵庫中央バス(株)、日本交通(株)の3社が受賞した。

 村山伊知郎近畿運輸局次長は「近畿でも、昨年の6月29日に近畿地域安全対策会議を起ち上げ、今後10年間で人身事故削減、飲酒運転の根絶などを目指して安全の確保に務めて参りますので今後とも運輸行政に協力を」と祝辞を述べた。

 受賞者からは熊野交通(株)の永田潔代表取締役社長が「昨年、制定された事業用自動車総合安全プラン2009に基づく事故削減目標に向けて今後も事業運営をしていきたい」と代表して謝辞を述べた。