自動車ニュース
神戸運輸監理部兵庫陸運部長に勝田年和氏が就任
安全が全てに優先仕事は確実、迅速に
1日付で神戸運輸監理部兵庫陸運部長に就任した勝田年和(かつだ・としかず)氏は平成16年4月から1年間兵庫陸運部整備課長を歴任、以降近運局技術安全部整備課長、同部次長と昇進、今回5年ぶりの神戸赴任となった。
抱負は「運輸行政はすべてに優先して安全が第一。安全安心は国の願いであり、より良い車社会をめざし、事業者の協力と私ども行政が共に汗をかいて頑張っていきたい。安全対策と共に環境対策も重要です。整備のメンテナンスも新・旧技術に対応した幅の広い情報収集が必要で、情報発信に努めたい」。着任にあたり職員には「与えられた仕事はきっちりこなしてほしい。要は確実に迅速にと申し上げた」。これまでの職場で印象深い所は「独立法人交通安全環境研究所(東京都東村山市)の自動車審査部先人自動車審査官とユーザー専門官の時。前者は技術屋としては1度は経験したいポスト。後者はユーザーの声が直接聞けたし、こちらも定期点検の重要性など伝えられたから」。着任早々に交通安全巡視でバス・タクシー会社を巡視した。タクシー禁煙車導入では、利用者の多様な声、また運転者の苦労もあろうと正直思ったそうだ。ユーザー担当の経験からスムーズな導入はユーザーの理解と協力がカギと行政マンとしては気になる。性格は「気は短い方でない」らしい。
 趣味は「あまり知られていない楽器でユーフォニウムを演奏します」。吹奏楽部の名門、大阪府立淀川工業高校の吹奏楽部OB会長を30年近く務める。休日はお孫さんと遊ぶが「疲れますネ」と好々爺の顔になった。57歳。大阪市在住。