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総会に向けた最後の詰め 兵整振と兵整商合同理事会
 兵庫県自動車整備振興会(橋本一豊会長)は26日、シーサイドホテル舞子ビラ神戸で5月25日に開かれる総会で提案する新年度の事業計画案の問題などを議題とする理事会を兵庫県自動車整備商工組合(橋本一豊理事長)と合同で開催した。

 兵整振の理事会の議題のうち、1号議案の事業報告(案)の中の総論に未認証工場の排除に関する表現を入れ、情報提供に務めた結果、警察の検挙に至ったとも思われる事案があるという主旨の内容の文面を盛り込んだ。

 3号議案の新公益法人の問題については、兵整振としては、「営利を目的としない一般社団法人」を目指すことを明記し、了承された。

 4号議案では定款の変更の問題について提案され、第2章の事業の中のうち、現行の6、7、8の内容を変更したうえで、新たに9、自動車整備士技能検定の実施に関する協力並びに自動車整備技能登録試験の施行に関すること10、行政庁の発する法令通達等の普及徹底並びに施行のためにする措置に対する協力に関すること11、その他この会の目的を達成するために必要な事項という文面を新たに追加することが決まった。

 理事の補選に関しては、現理事の松本和幸氏(兵庫県日産自動車(株)社長)が東京に異動したことに伴い古波蔵豊氏(兵庫県日産自動車(株)社長)を候補者として5月の総会で上程することが提案され、了承された。

 一方の兵整商の理事会では、第36期(平成22年度)事業計画(案)の中の総論の中に、従業員教育DVDの充実を図りながら、先駆的な保険業務支援システムを推進していくという主旨の文面が盛り込まれた案が提示され、5月の総会で示されることが決まった。
 
 兵整商の理事の補選については、現理事の田村仁嗣氏((有)三ツ星自動車工作所)から岡部聡氏(有限会社朝日自動車サービス)を新理事として総会で推薦することが了承された。