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『政治的な動きを』  兵庫県トラック協会淡路支部総会
 兵庫県トラック協会淡路支部(尾上昌史支部長)は4月28日、総会を開き新年度の事業計画案や収支予算案を承認した。31名が出席。


 冒頭、尾上支部長は「世界的な不況や政治の不安定などにより、われわれの置かれる環境は日々厳しくなってきています。監査強化、運賃の値下げなど厳しい状況です。物流量も平成3年と比較すると3分の2になってきています。また、ドライバーの高齢化により事故の増加などもあります。若手の育成が必要不可欠です。政治的な動きをしない限り、こういった厳しい状況は打開できないと思います」とあいさつした。

 総会後、社会保険労務士で行政書士でもある瀧澤学氏を講師に招き、「運輸局や労働基準監督署の監査への対応について」をテーマに講習会を開き、労務管理や監査への対応などの注意点について理解を深めた。