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オンデマンド交通サービス−東大が独自に開発した新システム (1/2)
 東京大学大学院新領域創成科学研究科(千葉県柏市)は閉じこもり高齢者の増加問題やバス事業者が抱えている地方部での急速な利用者の減少などに対する対応策の一つとして独自のオンデマンド交通サービスを開発し、各地方自治体に広報活動を行っている。

 これまでのオンデマンド交通がオペレーターが予約を受け、受信者が経路を作り、配車するシステムは定時性を保ちつつ運行することが難しく人出を介するため予約にかかる時間が大きいという難点を抱えていた為、東大の研究チームはデータセンターにおいたサーバーをネットワークを通じて共同で利用するシステムを開発することにより、購入や維持にかかる費用を20分の1程度に縮小させた。