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高速道路無料化―6月28日から実施
 国土交通省は、全国の37地方路線に対して高速道路無料化を6月28日から実施する方針を決めた。無料化は平成23年3月末までとなる。
 
 同日から無料化されるのは全国37路線、50区間計1620キロ。対象区間ではETC搭載にかかわらず、全車無料となる。
 
 このうち、近畿地方では舞鶴若狭自動車道(小浜西〜吉川JCT・112キロ)、京都丹波道路(丹波〜沓掛・31キロ)が無料化の対象となる。
 
 中国地方では松江自動車道・山陰自動車道(安来道路含む・東出雲〜松江玉造は無料で供用中・米子西〜東出雲19キロ、松江玉造〜出雲・三刀屋木次45キロ)、岡山自動車道(北房JCT〜岡山JCT・44キロ)、浜田自動車道・山陰自動車道(江津道路を含む・江津・浜田〜千代田JCT・71キロ)、広島呉道路(仁保〜呉・16キロ)が無料化される。

 また、新料金への移行も実施される。本州四国連絡道路の神戸淡路鳴門自動車道、神戸西IC〜鳴門IC(89キロ)を走行した場合、普通車の通行料金(定価)5450円、現行(平成23年3月まで)の平日3815円、休日1000円から新料金の3000円に料金が変更される。
 
 この他、瀬戸中央道の場合、早島IC〜坂出IC(37.3キロ)を普通車で利用した場合、4100円(定価)、現行(平成23年3月まで)の平日2870円、休日の1000円から新料金3000円に移行する。車種別の料金は普通車が3000円、軽自動車が2000円、中型車と大型車が5000円、特大車が1万円となる。