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車いす利用者と交流を兼ねて交通安全教室―兵ト協西神戸青年部会 (2/2)
  この安全教室は、訓練センター内にある自動車訓練施設で行われたこと、また車いすの利用者と交流会も同時に行われたこともあり注目された。
兵庫県トラック協会西神戸支部青年部会は、トラックとダミー人形を使った巻き込み実験を行い、その後に部会員が児童全員一人一人をトラックの助手席に乗せ、死角を確認させた。坂上部会長は「車両を提供し交通安全教室に参加することは、その車のドライバーに仕事を休んで来てもらう必要があり、大変なことです。ですが、実際にお子さんが運転席から死角を確認することは大切なことだと思います」とトラック事業者が積極的に交通安全教室に協力する意義を話した。


  出合小学校の教頭は「このあたりは175号線などを走る交通量が多く、昨年には児童の交通事故が7件発生しており、今回巻き込み実験などを加えて交通安全教室で学べることは大変有意義です」と話していた。


  兵庫県社会福祉事業団の関係者は「センター内には立派な運転訓練施設があり、是非小学校の交通安全教室に使っていただければと思い、出合小学校にお声をかけました」と話した。