自動車ニュース
ひと:車体整備協同 津田信行氏 「地域貢献ないと仕事もない」
 兵庫県自動車車体整備協同組合の津田信行理事長は(60歳)は鹿児島から出てきて修業後、昭和54年創業の(有)津田自動車の初代。4月17日に30周年を迎え、5月15‐17日に全社員で北京へ。兵車協の魅力は「家内事業から総合企業まで、都市部から田舎まで集うこと」。抱負を1.支部の活性化2.会員増強3.青年部育成と3つに絞って示した。
 「3つはすべてつながる。会員も1ヵ月で4社増えた。面白くなりそうだ。お題目だけ挙げていては、そうならない。どのような組織も同じメンバーだと10年も経てばマンネリ化する。PTA会長時も就任後すぐ、次候補を役員に入れ育てた」「私は結果を追及していくタイプ。言いっ放しにはしない」。

 2年後「兵車協が生まれ変わっている。青年部1期生の責任として道を拓く。2年間頑張れば、絶対に組合は変わる。時間とかスピードが勝負の分かれ目となる」。

 自信ではなく「決意」だ。会社は「従業員の中から2代目に移行したい。人を育成できない企業は存続できない」。

 兵庫県で地域スポーツクラブ第1号となった「氷丘総合スポーツクラブ」の創設者というスポーツ好き。「いろんなところで、人とのつながり、地域への貢献がないと仕事もない。29歳で独立して存続できたのは、出会った方々に守られてきたからだ」と「人が大好き」だ。
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兵庫県下の車体整備、電装品整備、部品商の各団体で、新理事長が相次ぎ誕生し、
3氏に「2年後」など、ほぼ同様のインタビューを行った。
他の2氏の記事はこちらから。
ひと:電装商 長谷川昭男氏「組織も活動ないと不健康に」
ひと:部品組 上島博幸氏「うらやましい業種と会社に」
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【インタビュー】