自動車ニュース
ひと:電装品整備商 長谷川昭男氏「組織も活動ないと不健康に」
 兵庫県自動車電装品整備商工組合の長谷川昭男理事長(68歳)の長谷川社長は西脇高校卒後、播州織工業協同組合事業部で品質テストをしたのち、昭和21年創業という老舗の播磨電工(株)に入り昭和58年就任の2代目。

 抱負を聞くと「抱負があって就任した訳ではない。ただスムーズに総会を迎えたかったからリリーフに立った」のは「組合は唯一の業界を代表する組織であり、役所とか社会に対しての顔である。社会的に認知されるには顔がないと実体のないものになってしまう」との思いからだ。「組織が元気で健康であるためには、運動や活動がないと健康を維持できない」と、分かりやすく例え、また「1人の力は小さいので、全理事で力を合わせ、分担し、多種多様な活動で、1人でも多くの参加を得たい。若い組合員の発想や考え方を取り入れるため、どこにどういう人がいるのかを調べ、そして懇談の場を持ちたい。

 電整連では先進的な組合を学びたい」。2年後は「自動車業界は成熟し、特にアフターマーケットは先行き不透明。故障していない商品を相手にした商売が必要になる。

人間で言えば、病気の人ではなく、健康な人を相手にすること。今ならETCがあり、今後もそうした商品が出てくることを期待したい」。

自身もスポーツクラブで健康維持を図っている。

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兵庫県下の車体整備、電装品整備、部品商の各団体で、新理事長が相次ぎ誕生し、
3氏に「2年後」など、ほぼ同様のインタビューを行った。
他の2氏の記事はこちらから。
ひと:車体協 津田信行氏 「地域貢献ないと仕事もない」
ひと:部品組 上島博幸氏「うらやましい業種と会社に」
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【インタビュー】