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電気自動車と禁煙タクシーで大阪の街を活性化ー大阪タクシー協会 (2/2)
 関会長は「減車についても大阪では88社にご協力をいただいている。特措法は暫定で作られたものなので、3年たったらなくなる。3年の間に元に戻る。そういうことになったら大変だということで、全乗連や、坂本前会長が 民主党に働きかけ、交通基本法の中にタクシーに関することを盛り込んで欲しいと働きかけをおこなっている」、「特措法の中で一番の運賃の問題、690円から590円に10パーセントの幅運賃となっている問題。それ以下の下限運賃。道路運送法9条の問題。その中で、660円が640円という風に様々な問題がある。この運賃にするように行政がどうするか。大タ協としては、行政に対する注文は特別委員会の中でつけていくつもり」と述べた。

 また、消費税の問題に触れ「大阪地区の運賃問題は税率が上がる前に運賃改定を目指し解決したい」と今後の方針を示した。  理事の選任については高月護、小林弘明両前理事の補充を行った結果、両者から推薦された薬師寺薫、梅崎●茂氏が新理事として選任された。この他、議事の中で全面禁煙化の実施、電気自動車が軌道に乗り始めたことなどの問題も説明された。

 迫田謙典副会長の発声で運賃・需給の適正化を訴えるスローガンを力強く唱和し閉会した。