自動車ニュース
ひと:部品商組合 上島博幸氏「うらやましい業種と会社に」
 兵庫県自動車部品商組合の上島博幸理事長(48歳)は「つなぎ役、リリーフなので『地域に密着して自動車関係事業所へきめ細かい部用品の配達配送を行う』この業態が、1日でも長く続くよう努めたい。1社だけ生き残っても業種とは認められない。明石のように組合員数が多い地域に参入はほとんどないが、1社だけとかだと、参入されやすい」。

 役員受諾者がいないのを見かね「組合存続」へ受諾した。抱負は「かつて実務研究会があり、委員長も務め、卸やメーカーなど見学し商品勉強してきたが、それらは実務とか業務なので、理事長としては労務、財務、暴力団対策とかを学び、会社のレベルアップを図りたい。異業種のシリーズセミナーに参加した際、決算書の読み方は他のテーマより圧倒的に参加者があり、それだけ時代が要求していると感じた。決算書の中身が分かるよう、今更と言われても実行に移したい」。

2年後は「はた目から見られ今より少しでも多く『羨ましい』と思われる業種や組合をめざす。それは自社も同じ。一般的に羨ましいと言われる会社は、給料、休日、福利厚生などがしっかりしている意味を含む。出来る会社から、有給がちゃんと取れる事業所になってほしい。そうなれば当社でも社員のモチベーションが上がり、内容の良い会社になるだろう」。
(有)上島商会の2代目。

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兵庫県下の車体整備、電装品整備、部品商の各団体で、新理事長が相次ぎ誕生し、
3氏に「2年後」など、ほぼ同様のインタビューを行った。
他の2氏の記事はこちらから。
ひと:車体協 津田信行氏 「地域貢献ないと仕事もない」
ひと:電装商 長谷川昭男氏「組織も活動ないと不健康に」
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【インタビュー】