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タクシー禁煙化スタート―大阪 対象は約2万台
 大阪府内で大阪タクシー協会(関淳一会長)に加盟する約2万台(約9割)のタクシーが7月1日から全面禁煙化に踏み切った。対象は大タ協と全大阪個人タクシー協会加盟(山本茂理事長)の法人と個人の大多数の車両。

 初日の午前8時から関会長を初め藤原悟朗副会長ら大タ協の役員が大阪駅のタクシー広場に集まり、禁煙を知らせる黄色の幟を立て、全面禁煙化を乗客にPRした。

 関会長は「お客様が何事かと思われていたが、半年もたてばタクシーは禁煙というのが当たり前になってくる。禁煙の導入は2万台で約9割。大阪は全国で40番目」と感想を話していた。

 タクシー利用者の男性は「きょうから禁煙化されたのは知らなかった。あまり、興味がなかったので。せっかくするなら、徹底して欲しい」と話しながら、禁煙のステッカーが貼られているタクシーに乗り込んで行った。