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11月にエコドライブチェック集計を実施-兵ト協環境対策 (2/2)
 警察庁、経済産業省、国土交通省、環境省で構成するエコドライブ普及連絡会は11月をエコドライブ推進月間と定めており、昨年度より近畿トラック協会も同様に11月に環境キャンペーンを開始している。兵ト協は今年度のエコドライブ推進月間で、おだやかな発進と加速が行えているかなど10項目のエコドライブチェック集計票を作成し、地球温暖化対策を促進させる。


ある委員から「アイドリングを促進するために、暑さや寒さ対策の良い方法を教えて欲しい」との質問が出た。それに対し「昔は冷暖房のあるドライバーの待機場所がどこにでもあったが、今は無くなってしまった」と、アイドリングを議論する場合、根本点的な問題はドライバーの休憩場所が用意されていないことにあると議論された。


現在兵ト協では、蓄熱マットや畜冷式クーラー、EMS用機器、アイドリングストップ機器装置などの導入助成事業やエコドライブ研修費用の全額補助事業などを行っている。


 また、鳥居豊太郎副委員長は阪神高速道路の無料化を要望する場合、株主(国土交通大臣、大阪府、大阪市、兵庫県、神戸市、京都府、京都市)である兵庫県知事に要望書を出さないといけないのではないかと提案した。