つながりを大切に―兵整振尼崎支部３０周年記念式典祝典を盛大に

　兵庫県自動車整備振興会尼崎支部（辰野斉支部長）は５月２８日、創立３０周年式典・祝典をホテルニューアルカイック「鳳凰の間」で開催した。
　
　辰野支部長は「３０周年と言っても支部が出来たのは昭和５４年。わたしが就職する前の年で、わたしたちの上の世代が育てたものを引き継いでおり、その歴史は長い」と尼崎支部の歴史を振り返りながらあいさつした。

　来賓の兵整振橋本武司専務理事は「先ほど、議案書を拝見した中で　尼崎は横のつながりを大切にしていると聞き、感銘を受けた。これからは兵整振、兵整商の縦のつながりを利用して頂きたい。新しい手法を用いて、ディーラーさんともご協力頂いて時代の流れに合った事業展開をして頂きたい」と祝辞を述べた。

　同じく来賓の兵整振伊丹支部の杉本啓次支部長は「伊丹はこじんまりとしているが、尼崎支部は１８７社の会員さんで作られているということで運営も大変だと思う。伊丹支部でも先週、ＦＭいたみと協力して毎週、金曜日にお店の宣伝などラジオを通じてするという新たな取り組みを始めた。伊丹も３年くらい後に尼崎のように祝典を開けるよう頑張りたい」と祝辞を述べた。

　続いて、辰野支部長が受賞者一人一人に練りに練って作成した感謝状を贈呈した。辰野支部長の父親稔さんに感謝状を手渡す際には会場に温かな空気が流れた。　　　　　　

　また、平成９年から２１年にわたり１３年間、財務委員長を務めた（株）日本カードックの橋本錦明さんには「あなたの清潔感で安心して金庫番を任せることが出来ました。あなたの誠実性が尼崎支部の好感度向上につながっています。その貢献度は最大級であります」と書かれた感謝状が手渡され、会場内は大爆笑の渦に巻き込まれた。

　この他、表彰状を受け取った支部員は安澤一能さん（（株）安沢モータース・前支部長）、橋本隆三さん（橋本自動車工業（株）・４代目支部長）、武田文夫さん（武田自動車工業所・初代総務委員長）、勝本敏広さん（株）勝本モーター・総務委員長、業務委員長・西ブロック長）、寺田利美さん（（有）寺田モータース・前西ブロック長）、徳山実さん（徳山モータース・前東ブロック長）、河野有さん（（株）尼崎モーター・兵整振副会長、副支部長・南ブロック長）、後藤外喜雄さん（（有）カソクモーター・評議委員）、山口良三さん（（株）山口オート兄弟社・交通安全対策委員長、業務組織委員長）、岡本匡弘さん（岡本モータース・整備コンクール５位、現北ブロック長）、富永和慶さん（（株）富永自動車・整備コンクール５位、水谷實さん（水谷自動車・総務委員長を経験）、田口昭孝さん（田口モータース・前北ブロック長）、奥田清志さん（（株）丸清・前北ブロック長）。

　祝典の場に移り、トルコ発祥のベリーダンスが始まると、踊り子が情熱的に体をくねらせながら、観衆を誘惑し、会場内に得も言われぬ空気が漂った。
　
　閉宴の挨拶は日産プリンス大阪販売の（株）尼崎東店の岡照夫さんが「横のつながりを大切にこれからも支部を盛り上げていこう」と閉めた。
　　