来年1月から対距離制に移行 阪神高速
カテゴリ:総合(行政・政治) 2011-12-07配信 |
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阪神高速道路は来年1月1日から、現行の「料金圏のある均一料金制」から「料金圏のない対距離制(普通車500〜900円)」に移行する。
対距離制への移行では、料金圏(阪神東線、阪神西線、阪神南線)を撤廃。ETC(自動料金収受システム)利用の普通車で、最初の6キロまでが500円、以降6キロごとに100円加算し、最大900円にする。 主な料金例では、神戸市中央区の京橋から梅田間(38キロ)が現行の1200円から900円に値下がりする一方、池田から堺間(29・9キロ)は現行の700円から900円に値上がりする。 対距離制移行に伴って地方からの意見を踏まえ、NEXCOおよび本州四国連絡高速道路との乗り継ぎ割引や阪神西線内々利用割引、端末区間割引(池田線、西大阪線、東大阪線)などを平成25年年度まで実施。物流事業者向け割引の拡充として、車両単位割引を現行の最大13%から最大20%に、契約単位割引を現行の5%から10%に引き上げる。また、環境ロードプライシングと障害者割引、路線バス割引は継続される。 なお、現金利用時の料金は一部端末区間を除き、普通車900円、大型車1800円に設定。上限料金を支払うことになる現金利用車への対策として、ETC車載器購入助成のほか、ETC利用履歴発行プリンターのプレゼントやETCパーソナルカード新規入会キャンペーンなどの支援策を行う。
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