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自動車ニュース
最終更新日時 2020-09-28
関越道高速ツアーバス事故、規制緩和の影響(近畿のバスの現状) (2/2)
交通・観光(バス/タクシー/レンタカー)カテゴリ:交通・観光(バス/タクシー/レンタカー) 2012-05-07配信 |
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・北部ブロックで運行しており西に30分走れば兵庫に入り、営業区域内の京都市内にまで3時間以上かかり、地方運輸局が定める営業区域規制に問題を感じています。また、広域であるため、集合場所に向かうまでの配車に1時間、お客様の集積に2時間かかり、旅行行程の13時間を合わせると、旅客自動車運送事業運輸規則第21条1項で定める1日の拘束時間は原則13時間、最大16時間という事業用自動車の運転者の勤務時間及び乗務時間に係る基準(労働省告示)を超えてしまうが、旅行会社にはそれを守る意識がない。
・民主党の県連へ規制緩和の見直し、総務省勧告、高速道路料金問題について要望を申し入れて参りました。
・京都は大手旅行業者に依存する率が高く、外からの団体が多いです。そのため、京都の経済状況が悪く、京都のバス会社はシーズンでも穴があいている状況で、旅行業者に対し強いことが言えない状況です。
・京都市内では貸切バス用の駐車場スペースが足りず、パンクしている状況です。京都の観光の受け皿をしっかりしていただきたい。また、公示運賃を守ってもらえる状況を作っていかないといけない。

(和歌山)
・人口の問題か、高速ツアーバスは入ってきていません。設備投資が出来ないので不本意ながら排ガス規制に対応していない古い車両や安い運賃で運行しています。
・甲子園輸送などでは和歌山には県下200台しか貸切バスがありません。和歌山国体ではバスが足りない状況が予想されます。区域外規制が厳しくなったらどのように対応したらいいのかわからない。
・和歌山県は戦後の企業統合が少なかったためと地理的な問題から、もともと業者の数は人口率に対して多い。また和歌山県はタクシー運賃のダンピングを全国に先駆けて始まりました。それを学習しているにも関わらず、バス事業者はこぞってダンピングを行っている状況です。和歌山県では運賃を守ろうという意識が低く、足の引っ張り合いを行っています。われわれ事業者がこのような状況を作ってきたということを自覚しないといけない。また、飛行機からバスの利用を促すよう働きかけていきたい。


(滋賀)
・大河ドラマ「お江」でパビリオンの建設が行われましたが、来場者が思ったより伸びていないのが現状です。運行の63%がガイドの付かないワンマンで、貸切バスから送迎バスに替えていく方針も出てきています。
・かつては90%を自社で直接受注していたが、近年では旅行会社に太刀打ちできない状況です。旅行会社は包括旅行の提案ができ、ひとりあたりいくらという算出ができる。しかし貸切バスの場合は宿泊代、食事代、バス代などを別々に算出し、頭割をするとどうしても高くなってしまう。現段階で学校の修学旅行は40校のうち2校しか受注できていない。
・滋賀県も広島県と同様に学校団体の認識がツアーバス化し、1人当たりの旅行代金が出回り、バスの運賃収受が難しい状況です。公示運賃について広報活動を行っており、昨年の10月に滋賀県下の各中学の校長に、3社が集まって公示運賃と運送約款について説明をして回りました。3月の中頃に小学校で行なおうと思っています。「やらないより、やった方がまし」という気持ちで行っています。

(奈良)
・収入の30%を修学旅行が占めています。シーズンで固まらないように平準化が課題です。
・旅行業者は12万円で受注し、バス事業者には6万円しか残らないといった中抜きが横行している。旅行業者の方と話すが総務省の勧告が末端まで通じていないと感じる。
・エンドユーザーに安全料が入っていることを考えていただきたい。
・田舎意識かバスに乗ると「ガイドをつけて欲しい」という声が多いので、ガイドは外せません。
・海外航空券が安くなっているので、「もっと安い料金にしろ」という旅行業者からの要望を受け、運賃が下がっている。
・バスの評価制度に対しては疑問に思っています。ISOやグリーンマークが仕事につながると思って取得したが、それも近年では影響力がなくなってきている。

(大阪)
・車両がだいぶん傷んでいる状況もあり、仕事を選んでいる余裕はありません。自家用車1000円上限等の高速道路の料金問題は死活問題です。営業区域規制の問題は昔のブロック制を組み合わせて考える等、無駄のない貸切行政を考えてもらいたい。
・ガイド料の別建て収受への対応は各社バラバラです。ガイドを持っているところも少ないので、問題にもなっていません。
・ETCの自家用車上限1000円に非常に大きく影響を受け、これまで満車であったが、土日でも団体が集まらず、バスが止まってしまう影響を受けています。
・心斎橋では新規参入のインバウンド対応のバス会社が二重、三重駐車するのが当たり前の酷い状況です。


(兵庫)
・有料道路が四方にあり、ETCの利用割引で利用者がぐっと減った。観光バスが土日にとまることはこれまでなかった。このような状況下、士気が下がっていることを営業の全体会議で感じる。
・三宮に貸切バス用の駐車場があったがなくなってしまい、神戸市に要望書を出しに行ったが解決しませんでした。そうこうしているうちに、以前に駐車場を運営していた会社が、2000円を徴収し公道の北向きに駐車場を運営しはじめました。これでいいのでしょうか。



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