富士通テン、業界トップクラスの車載用“軽量”スピーカーを開発
カテゴリ:総合(行政・政治) 2015-01-16配信 |
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富士通テン(株)(本社:兵庫県神戸市 代表取締役社長:山中 明)は、音質を維持しながら質量を従来比約30%削減した、車載用軽量スピーカーを開発した。今回開発したスピーカーは車両の多くに標準的に装着される口径16cmサイズのもので、ネオジム磁石を使用したタイプ(135g:同社従来品比約30%軽量化)と、フェライト磁石を使用したタイプ(190g:同社従来品比約35%軽量化)の2種類を開発した。既に国内の自動車メーカーに採用され、順次納入を開始している。現時点で納入が確定しているスピーカー数量を従来仕様で準備した場合と比較すると、約430トン/年の質量が削減可能だという。
自動車が世界的に普及する一方で、地球温暖化や排ガスによる大気汚染が深刻な問題となっており、自動車業界ではハイブリッド車や電気自動車、燃料電池自動車の開発をはじめ、少ない燃料で長距離を走れる車の開発が急ピッチで進められており、燃費向上のために車両の軽量化にも取り組んでいる。車体やあらゆる部品において軽量化が検討されており、同社が開発する車載用スピーカーもそのひとつだ。 1995年頃に高い磁力を持つネオジム磁石を磁気回路に使用したスピーカーが自動車メーカーに採用され始め、それまで600g程度であった質量は200g程度にまで軽量化されたが、音質を維持しながらそれ以上の軽量化は難しく停滞していた。また、ネオジム磁石は希少な資源で構成されており、コストが高価で、さらに高騰するリスクを抱えていた。 一方、従来から使用されていたフェライト磁石では、ネオジムに比べて磁力が弱いため、音質を維持したまま軽量化を図ることが困難とされていた。
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