マツダ、「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を新開発

カテゴリ：総合（行政・政治） 2015-02-24配信 | | 印刷画面 |

ナチュラル・サウンド・スムーザー

マツダは2月20日、ディーゼルエンジン特有のノック音を低減する世界初の技術「ナチュラル・サウンド・スムーザー」を新開発したと発表しました。同技術を2015年2月末より日本市場で発売予定の新型コンパクトクロスオーバーSUV「CX-3」に搭載する「SKYACTIV-D 1.5」に採用するとのことです※1。

マツダがディーゼルノック音の発生メカニズムを探究した結果、燃焼時にコネクティングロッドの伸縮にともない発生するピストンの振動が原因であると判明しました。このたび新開発した「ナチュラル・サウンド・スムーザー」は、空洞のピストンピンに内蔵することでノック音の原因である振動を吸収する技術です。

これにより、特に発進時やゆっくりとした加速時などに車室内で聞こえやすい周波数3.5kHz付近のディーゼルノック音を、未装着車に比べて最大で10dB低減※2しました。

※1 「ナチュラル・サウンド・スムーザー」は、日本市場の「CX-3」の一部の機種にオプション設定。
※2 マツダ調べ

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